デイリーヒットをあげよう!
これは、Silbirdアドベントカレンダー4日目の記事です。
4日目は、エンジニアとして、人として、デイリーヒットをあげる。ということを常に心がけながら過ごしていますということを書いていこうと思います。
デイリーヒットとは
- 作者: Chad Fowler,でびあんぐる
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2010/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 24人 クリック: 683回
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「情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方」という書籍の中の、ある章のタイトルです。
デイリーヒットとは、書籍中では、
目に見えて成果を表す方法のことと定義していて、具体的には、実行予定を立てて、それを追跡調査すること。日単位でも週単位でもいいので、目標を立てて、達成状況を追跡すること。 を言っています。
どうやっているのか?
私の中では、デイリーヒットというのは、昨日よりも今日新しいことに気がつけること。それを周囲に話したり、記事を書いたり広めることができたか、ということに言い換えています。
普段何気なく過ごしている中にも人間がいろいろ考えて作られているものってたくさんあります。
例えば、飲食店に置いてあるペーパーナプキンって、きちんと2分の1に折りたたまれている訳ではなく、ずれて折りたたまれています。これは、きっとナプキンを取る際に複数枚取ってしまうことの防止のために考えて作られているのだと思っています。
こういうことに毎日気がつくことができるのか。が、自分の中でのデイリーヒットです。
なぜこの心がけがどこに役立つのか?
ユーザのことを考えてものを作ることに繋がっているのだと思います。
例えば、私はゲーム制作に関わっていますが、どうすれば、ユーザが施策を簡単に理解ができるのだろうかを考えること、どうすれば、自分たちの作っているサービスが楽しんでもらえるかを常に考え続けることに繋がっています。
また、ユーザのことを考えてものを作ると、中途半端なものは出せないし、理解しやすい言葉は何だろう。ユーザが理解しやすい配置って何だろうと常にリファクタリングを繰り返すことに繋がります。
これは、実にエンジニアな考え方、生き方だと思います。
これが積もっていくと?
書籍を引用しますが、
毎日1つヒットを生み出そうとしたら、仕事を仕上げるのに2週間も費やせない。こういう考え方や働き方は、本格的な生産活動というより、むしろ習慣になる。
その日のヒットを飛ばさなければ落ち着かなくなるだろう。
というように、何でも速攻で判断して取り組んでみる、それを毎日繰り返して、アウトプットをしていくことが徐々にできるようになってきます。
そうするとソフトウェアを作ることが徐々に楽しくなってきて、やめられない、止まらない、ソフトウェア開発! ♫ (某有名なお菓子のテンポでw)ができているのです。
まとめ
デイリーヒットをあげよう!
昨日より、楽しい世界を、ちょっとずつ作ろう!
0から、ものを作り出しそれを仕事にできるのはエンジニアの特権です。 そのために毎日、徹底的に考え続け悩みながら、コーディングをしよう!